AKI AKI NIKKI

即熱即冷

あとがき

個人的に、色々ともう少し説明が必要だと感じていたので、LILI LIMITZINEのインタビューについてと、解散の理由について書くことにしました。

 

この文章に関しては、ZINEを読んでいても読んでいなくてもあまり関係ないかなと思います。

答えだとか正解だとかは期待せず、私個人の感想文だと思って読んでいただきたいです。

 

 

 

何度か表でも言ってきたのですが、リリのメンバーはそれぞれ性格も趣味もバラバラな5人で、不思議なバランスで進んできたバンドでした。

 

当初ZINEのインタビュー内容はもう少しボリュームがあって、メンバーの異なる個性・感性による「ズレ」が表れている部分もあったのですが、だからと言って何か答えのようなものが見えてくるわけでもなく、特定の人の視点で語れる話でもないので、これを作品として出す意味はあまり無いなと感じていました。

 

最終的にそういう部分が無くなり、素敵なビジュアルもあって、思い出のアルバムのようなものに仕上がったと思います。結果それで良かったのだと思います。

 

 

 

ただ、「解散の理由が書いてある」と伝えた以上、このインタビュー内容で終わりです、というのは違うかなと私は思いました。

それでこうして文章を書くことにしたのですが、解散の理由を簡潔に言うならやっぱり、音楽や人生に対しての「方向性の違い」というのが妥当なのかなと思います。

 

 

 

常々「違い」は感じていて、それによって生まれたものが良さでもありました。

ただ、バラバラな個性をまとめることで生まれるものの裏には、その代わりに活かしきれない部分も毎度必ず出てきます。つまり、それぞれの自由な考えによって生まれるはずだったものも当然あるわけです。

 

それを両方同時に叶えることは簡単ではないけど、不可能でもなかったと思います。

だけど、それぞれ色んな夢がある中で、そこに力を注ぐことを最終的に選ばなかったという感じでしょうか。

 

それくらい、それぞれが面白い人間で、一緒にたくさん成長してきたということだったのかなと、自分は解釈しています。

 

 

 

「勿体ない」と言ってくれる方もいたけど、私はみんなの未来が楽しみでしかないです。

今後それぞれがより輝くことで、LILI LIMITの価値は上がっていくんじゃないかなという期待があります。いつかパワーアップして戻ってきたら、めちゃくちゃ面白いだろうなと思います。

 

そのためにも、変わらず楽しく活動していきたいなという気持ちです。

 

解散発表の仕方については、最後までLILI LIMITとしてやり切りたい気持ちや、応援してくれた方々への思いを自分達なりに考えた結果でした。

 

 

 

今後のことについてはまだ探り探りなところもあるので、また追い追い。

これでスッキリとまではいかなくても、少しでも気持ちが伝われば良いなと思います。

何かどうしても気になることがあれば、気軽に聞いてもらって大丈夫です。で~~は!!!!

なちゅらる

大事なものも意外なほど儚かったり、

望んだ通りかどうかは、振り返ると

そんなに重要じゃなかったりします。

 

もしもこうだったらという想像より、

より良い何かに出会える期待の方が

自分の中では大きくなりやすいです。

 

生きている間は必ず次があるから、

過ぎれば全部伏線のように感じます。

どの選択をしても同じだと思います。

 

 

LILI LIMITが今年解散することは、

私はただただ運命なのだと思います。

 

きっかけにもまたきっかけがあって、

どこかでずっと連鎖していることで、

人によって見え方も違うと思います。

 

それぞれのそのかけらを集めたら、

理由が見えてくるのかもしれません。

そういうものを形に残せそうです。